会議で意見を言えない人は知っておきたいこと
何のための議論かを意識する
まず心においておくべきことは、会議や議論では関係の無いコメントや話をするのがNGであるということです。
会議や議論を何故するのかというと、みんなで意見を出し合ってより良い解決案や方向を決定するためです。そのため、関係のないコメントや話をすることは、他の人のじゃまをしてしまうことにも繋がります。
これを回避するためには、そもそもこの会議を行うことで何を目指したいのかをしっかりと頭においておくことが大切です。
普段の会議や議論を思い出してみてください。あなたは、もしかしたら会議や議論で本筋とは全く関係のない意見をしていたりしませんか?もしそうであれば、今日からでも、何を目指した会議なのかを意識するようにしましょう!
僕も議論に参加しなければという思いが先走ってしまい、ついつい関係のない意見を言いがちでした。しかし、何を目的にした会議かを意識すると、会議の参加の仕方が大分改善しました。
「先程〇〇と言いましたが」と添える
このフレーズは、僕も実際によく使っていて便利だと感じるフレーズです。例えば、サイクリングについて語っていたとします。
このように、まずは相手の意見について言及し、それに対して自分の意見を言うようにします。
こうすることで、会議と全く関係のない意見を言ってしまうということを防げるだけでなく、ちゃんと自分は会議に参加しているという態度を示すことができます。
また、このフレーズが便利なところは、会議で自分の意見を言いにくいという人でも、他人の意見についてどう思ったかを付け加えるだけで立派なあなたの意見になるということです。
また、先程は相手の主張に対して、反対意見を言うときを例に上げました。しかし、相手の発現に対して、言葉の意図を確認するという場合にも使うことが可能です。
このように、相手がどういう意味で発言をしたのかを周囲と共有することも、立派に会議に貢献していますし、そのためのコメントも立派なあなたの意見です。
代替案を引き出す
反論した場合、その意見の代わりになる案を提案できるようにしておきましょう。
次のようなことがあったとします。
反対意見を言いうのも立派に会議に貢献していると思います。ただ、その後に代替案を提案することができれば、より会議に貢献できていたと思います。
そのため、相手の意見に反論する際は、できるだけ代替案も一緒に用意するようにしましょう。
また、先程は相手の意見に反論した場合を例に上げました。あなたが何か意見を言って相手に反論された場合は、逆に相手に代替案があるかを聞くようにしましょう。
そういう時に僕がよく使っているフレーズはこのようなものがあります。
- なるほど、そいうことは考えていませんでした。それでは、何か他に良いアイデアはありますか?
- そいう可能性は検討していませんでした。仮に、〇〇にした場合どういうイベントが良いと思いますか?
こういう風に言うことで、相手からの意見を引き出して議論の発展を促進することができます。
このように、議論や会議で相手の意見に反対する時は代替案を用意して、逆に反対された場合は、相手に代替案がないかを問いかけてみましょう。
そうすることで、次第にあなたは意見を言うことになれる上に、議論への貢献度も今と比べ物にならないくらいに高くなります。
実際にしてみたらどうなるかを質問する
他の人の意見を聞いていると、あなたを含めてみんなが賛同したくなる案が出てくることもあります。そういう時は、もちろん素直に賛同するのも一つの手です。
しかし、どんなに素晴らしい案でも実際に行ったら、トラブルが立て続けに起こる。。ということがあります。
あなた自身が会議で意見を言うためだけでなく、起こるかもしれないトラブルを防ぐためにも、実際に行ったらどうなるかという質問をしてみましょう。
他の根拠はあるのかを質問する
これも同じく、周囲が素晴らしいという風に褒めているアイデアに対して意見をすることになります。
ただ、これは決して相手の意見を否定するわけではなく、他にそれを主張する理由を改めて考えてもらうことで、他に見落としている可能性の発見や、そのアイデアのさらなる魅力が明らかになる可能性があります。
そのため、理由を追求することは相手の意見を否定していると受け取られるんじゃないかと心配する必要はありません。
結局の目的は何かを振り返る
議論を進めていくと、様々意見が集まってきます。しかし、それが必ずしも良いこととは限りません。
例えば、健康に良い食品の企画をしようというテーマで議論をしていたとします。
「まずは成分という点について議論しよう」
と方向性を決めました。
どうでしょうか?
実際の会議などでも、あらかじめ話の方向性を決めていたはずなのに、唐突な意見にみんなの注意が集まって、全く別の方向に行くことがありますよね。
こういう状況になったと気づいたら
ちょっと待って下さい、今日の目的は〇〇 だったはずです。
と言うと良いでしょう。
ただ、会議の目的をしっかりと意識しておかないと、脱線していることに気づくのは難しいかもしれません。
そこで、一番最初にいったように、何を目的にした会議かを意識することが大切になってきます。
これまで、議論に参加することが結構ありましたが、どんなに議論の上手な人でも目的を忘れてしまうということはあります。
そのため、これがしっかりとできる人は、ただ意見を言うだけでなく、議論の進行の舵取りなど、より重要な存在になることも夢ではないと思います。
専門外だからと一言添える
話し合いや会議をするのは、見知った人たちとだけに限ったことではありません。時には、全く専門外の人たちとも議論をしないといけないこともあります。
ただ、周りが専門家ばかりで自分だけが門外漢だという状況も時々は、こんな質問をしても良いのかと悩むこともありますよね。
そういう時は、むしろ専門外の知識を勉強する気で
すみません、専門外なのでそれがどういう意味なのか教えていただけないでしょうか?
と、わからないことを積極的に聞いていきましょう。
ほとんどの場合は、丁寧に説明してもらえますし、それをきっかけに新しく意見も言いやすくなると思います。
また、専門外だからといって気負うことはありません。
専門外だから、変な事をいってしまっても当たり前!知識不足だから、自由な発想で会議に貢献できる
と考えてみましょう。
こういう風に考えると、むしろ専門外の人たちに囲まれていた方が意見も言いやすいですし、何より自分の勉強になります。
もし、あなたが専門外の会議に出席することがあれば、ぜひこの考え方を試してみてください。
まとめ
今回は、会議などであまり発言ができない人向けに、便利なフレーズや気をつけておくべきポイントに付いて紹介しました。
これらをいきなり全部する必要はありません。
あなたが取り掛かりやすそうだと思ったものを一つでも試していただけると幸いです。
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