人前で緊張してしまう人にむけて
人間関係を築くには、(SNSなどを覗いて) 人前にどうしても立たないといけません。
しかし、人間関係で悩んでいる人の中には、人前に立つこと緊張してしまい、あがってしまうという人も多いのではないでしょうか?
今回は、そういった人たちのために、人前にでても緊張しなくなるための方法を記事にしたいと思います。
あがり症のメカニズム
あがり症の人は、何故人前に出ると緊張してしまうのでしょうか?
そのメカニズムをまずは簡単に紹介したいと思います。
あなたは、子供の頃に人前で何か失敗したことはないでしょうか?
例えば
- 国語の授業で同級生の前で教科書を読んでいた際に、読み間違えをした
- クラスの演劇発表で大失敗をした
- 算数の問題を前に出て説いたら、検討違いなことを書いてしまった
などです。
こうした過去の経験が、あなたの脳に人前=危険とプログラミングされてしまっているのです。
そのため、人前に出るだけで防衛本能が刺激されてドキドキしたり震えてしまう、つまり緊張してあがってしまうのです。
単にリラックスをしても効果は薄い
よく人前で緊張しなくなるようにするには、リラックスをするように言われるかと思います。
しかし、人前を危険だと脳が認識したままでは、リラックスしてもその効果は薄くなります。
それでは、どの様にして改善していけばよいのでしょうか?
まずは、失敗の繰り返しで組み上げられたネガティブなセルフイメージを改善することを目指しましょう。
その次に、人前=危険という情報を人前=楽しいという情報に書き換えることで防衛本能が発動しなくてもいいようにする。
以上のことを行うことで、人前に出ても緊張したりあがったりしなくなります。
言葉を利用してセルフイメージを書き換える。
それでは、セルフイメージを改善する方法として具体的な方法を紹介していきましょう。
まずは、あなたの自分自身について抱いている否定的なイメージを書き出してみましょう。
例えば
- 僕は人前が苦手だ
- 僕は目線が嫌いだ
- 僕は緊張で手が震える
否定的なセルフイメージが洗い出せたら次は、それらをポジティブなイメージに書き換えてみましょう。
否定的にすると逆効果
ところで、皆さんならどの様に先程のネガティブなイメージをポジティブなイメージに書き換えますか?
多くの人はもしかしたら、次の様に書き換えるのではないでしょうか?
- 僕は人前が苦手だ→僕は人前が苦手ではない
- 僕は目線が嫌いだ→僕は目線が嫌いではない
- 僕は緊張で手が震える→僕は緊張で手がふるえない
実は、この様に書くとかえって逆効果になります。
否定すると意識してしまう
例えば、『これから一分間レモンを思い浮かべてはいけません。』と言われてあなたはレモンを思い浮かべずに一分間過ごすことは可能ですか?
おそらく、一分どころか10秒でも無理ですよね?
この様に、『〜しない』という否定形の分にしてしまうと、その前の言葉をどうしてもイメージしてしまうのです。
そのため、これからセルフイメージを改善したくて、ネガティブなイメージを変えようとしても、それれを否定形で変えてしまうとほとんど意味がないのです。
ポジティブなイメージは肯定文で
否定形にしてしまうと、変えたいもとのイメージを逆に意識してしまう理由について先程書きました。
それでは、ポジティブなイメージに書き換えるにはどの様にすればよいのでしょうか?
答えは簡単です。ポジティブなイメージをすべて肯定文で書きましょう。
例えば
- 僕は人前が苦手だ→僕は人前が好きだ
- 僕は目線が嫌いだ→僕は注目されると力を発揮できる
- 僕は緊張で手が震える→僕はここぞと言うとき、やる気が満ちてくる。
といった具合です。
書き換えたイメージを目の付く場所に貼る
さて、ネガティブなイメージをポジティブなものに書き換えたあとは、それらを紙やスマートフォンのテキストボックスなどに記載して、日常てきにあなたの目にふれる場所に貼り付けておきましょう。
そうすることで、あなたの脳に無意識ながらそのイメージが刷り込まれていき、自信のセフルイメージがだんだんと改善されていきます。
ちなみに、この様に書いていると『なんだよ、精神論かよ』と思われるかもしれませんが、この効果は科学的にも実証されています。(ますます、怪しい広告みたいになってる気が)
まとめと次回予告
今回の記事では、何故人前にでると緊張したりあがったりするのか、そのメカニズムを簡単に解説しました。
その後、その原因を改善するための方法を二つ提示しました。
今回はそのうちの一つ、セルフイメージを改善するという方法と、その際の注意点について紹介を行いました。
次回は、もう一つの方法についてご紹介していきます。
今回の記事と次回の記事を読んで、是非実践してみてください。
コメント
コメント一覧 (3件)
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