- 人前でどうしても緊張してしまう
- 人前で緊張しないようにしたい
- 人前で緊張してしまうから、人前が苦手
こういう悩みを持っている人は多いのではないでしょうか?
人前で緊張することが多く、それが嫌でだんだんと人見知りになってしまったという人もいると思います。
この記事では、そういった悩みを解決する方法を紹介します。
人前で緊張する人は失敗を成功体験で塗り替えよう
人前で緊張してしまう人には、過去の失敗を成功したイメージで塗り替えることがお勧めです。
人前で緊張してしまう原因の一つは、過去の失敗の経験があなたの脳に強く記憶されていることです。
もう少し詳しく説明すると、人前に出て何度も失敗していると、あなたの脳は
人前に出ること=危険なこと
と認識してしまいます。
そのため、人前に出るとあなたの脳が『今危険にさらされている』と誤解してしまい、心拍数をあげたり、体をこわばらせたりするなどの影響を与えてしまうのです。
対処方法
それでは、過去の失敗が原因で緊張してしまう人はどう対処すればよいのかを紹介します。
その方法は、過去の失敗経験を成功体験で塗り替えることです。
人の脳は、現実で起きたことと想像の中で起こったことを区別することができません。
例えば、レモンを口に含んだことを想像してみてください。
実際には何も口にしていないのに、唾液がたくさん分泌されてきたのではないでしょうか?
このように、人間の脳は実際に体験したこと想像の中で体験したことの区別ができないのです。
これを利用して、あなたの失敗体験を成功体験のイメージで塗り替えていきましょう。
具体例
僕は小さい頃、ピアノを習っていて何度か発表会に参加したことがあります。
初めての発表会で、多くの人の前にいるということもあり子供ながらにとても緊張していました。
はじめの方はいつも通りに演奏をすることができていましたが、演奏の途中で指が隣の鍵盤にあたる失敗をしました。
パニックになってしまい、その後の演奏もグダグダになってしまいました。
あの経験は間違いなく、僕が人前で緊張してしまうようになった原因の一つです。
この記憶を克服するために以下のことをしました。
- 成功した風景をイメージする
- イメージした風景を絵に書く
- 書いた絵を見ながら、もう一度想像する
一度ではあまり効果を感じませんが、何度も繰り返していくうちにだんだんと人前で緊張することが少なくなりました。
この方法については以前の記事でもかいているので、ぜひ併せてお読みください。
人前で緊張する人は呼吸を整えよう
人前に出て緊張してしまう時、心拍数が高まったり、呼吸が荒くなったりすることがあります。
そいう時は呼吸を整えることも有効です。
意識的に呼吸法を変えることで、自律神経を整えて精神を落ち着けることができます。
例えば、発表の前などは非常に心拍数が上がり、呼吸も早くなることがよくあります。そいう時は、トイレや人気のない場所で呼吸を整えるようにしています。
そのお陰で、発表時は比較的落ち着いて望むことが出来るようになっています。
また、人前に出て呼吸を整えるのは難しいと思われるかもしれません。そいう時は、次のような呼吸をしてみてください。
- 静かに息を吸う
- 5秒呼吸を止める
- 息を静かに吐く
これだけでも呼吸を整えることは可能で、静かに行うので人前でも目立つことはありません。
簡単に出来ることなので、この記事を読んだ方は是非試してみてください!
人前で緊張する人は自己暗示をかける
人前で緊張してしまうという人は、プラスの言葉を口に出して自己暗示をかけることも有効です。
先程も述べましたが、人の脳は現実と空想を区別することができません。そのため、口に出した言葉を実際に起ったこととして捉えてしまいます。
ここで注意しなくてはいけないのは、マイナスの言葉を使わないということです。
例えば
- 私は失敗しない
- 私は間違わない
などのように『〜しない』という風にいってはだめです。
このこのことについては、以前の記事でも書いているので、是非併せて読んでみてください。
まとめ
今回の記事では、人前で緊張してしまう人に向けて対処法について紹介しました。
いずれの方法も、簡単にできる上に確かに効果があるので、人前で緊張してしまう人は是非試していただけたらと思います。
また、人見知りで悩んでいる人も、人前で緊張しなくなれば今よりも悩みが改善されるので、是非試してみて効果を実感していたけると嬉しいです!
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