人間関係で相手を動かしたいなら、二重命令をする

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はじめに

人間関係を築いていると、相手にどうしても動いてもらいたいと思うことも多くあります。

しかし、人間関係で悩む人の中には、うまく相手を動かすことができずに悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

今回は、そんな方のために、相手を動かしやすくするための会話方法を紹介します。

二重命令をしてみよう

今回紹介する会話方法は、二重命令をするというものです。

この方法は、2つの命令を『そして〜 (して)』でつなげて一度に相手に伝えます。

例えば、『ゲームを終えてこっちに来てください』や『本を読むのを止めてこっちを向いてください』という具合です。

この様に伝えることで、聞き手はどちらの命令に抵抗すればよいのか分からずに、結局両方の命令を受け入れやすくなるのです。

二重命令は人間関係の様々な場面で活用できる

この会話方法は、家庭、仕事関係、友人関係、恋愛関係とあらゆる人間関係で活用することが可能です。例えば

『ゲームをし終わったら、宿題をしなさい』

『こっちに来て、手を繋いで』

『企画書を仕上げて、プレゼンの準備をして』

といった具合です。

こういう風に言われると、あまり抵抗できませんよね。

この様に、二重の命令を一度に行うことで、本人が思っても見なかった行動を起こさせやすくなります

二重命令がより効果を発揮する人としない人

この様に、一つずつでは断られやすくても、二つ命令をされることで、相手はどちらの命令を断ればよいかと悩み結局はどちらも受け入れ安くなります

手軽に試せて効果も期待できる会話方法ですが、相手があなたに権威を感じている場合はより高い効果を期待することができます

例えば、学校では先輩が後輩に対して用いたり、会社では上司が部下に対してこの会話方法を用いた場合には、非常に効果があるでしょう。

逆に後輩や部下が、先輩や上司に対して行っても効果は余り期待できない場合が多いと思います。

二重命令をするときは自信を持って伝える

先程も書いたように、二重命令の会話方法は非常に手軽ですが、相手があなたに権威を感じているほど効果も期待できます。

そのため、この会話方法を用いるときは、自信を持って相手をまっすぐ見るように心がけましょう。

あなたの確信を持った有無を言わさぬ態度が、この会話方法の効果をより高めてくれることでしょう。

(なお、自信がない人のために、自信をつける方法についても近日中に記事にしたいと思います。ご興味のある方は、是非楽しみにしていてください)

まとめ

今回は、二つの命令を同時に伝えることで、相手が両方の命令を受け入れやすくなるということをお話しました。

さらに、相手があなたに権威を感じていた場合、その効果はより大きくなるということもご紹介しました。

家庭や職場、恋愛などの様々な場面で簡単に用いることができる会話テクニックなので、ぜひとも活用してみてください。

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