なにか始めることを決意しても、3日坊主になってしまう人はたくさんいます。
例えば、英語をマスターしたいから毎日英単語を20個覚えるぞ!と決意しても、1週間も経たずに英単語帳を放り出す人もいます。
そういった人たちはしばしば、自分は努力が足りないな、、と悩みます。
しかし、前回の記事でも紹介しましたが、実は物事をやり続けるのに努力は不要です。
物事を続けるのに努力は必要ない!必要なのはテクニックと知識だけ
やり続けるには、あなたが続けたい行動を起こしやすい環境を整えればよいのです!
この記事では、そのための方法を紹介します。
【やり続けるために】行動が常に3つのステップがあることを知る
まずは前回の記事で紹介した内容をおさらいしましょう。
すべての行動は以下の3つのステップからなると言われています。
- 先行条件
- 行動
- 結果条件
物事を続けていくためのコツは、この先行条件が起こりやすい状況を整えることが重要でした。
この3つのステップについては、前回の記事で詳しく紹介しているので、詳しくはそちらを参照してください。
【やり続けるために】先行条件とライバル行動を整理する
先行条件が起こりやすい状況を作るためには、先行条件についてしっかりと整理をする必要があります。
先行条件を整理する時に抑えておきたいのは、以下の項目です。
- どのような時に発生しやすいか
- どんな場所で発生しやすいか
- 直前にどんな行動をしやすいのか
- 発生しにくいのはどんなときか
また、物事をやり続けるには、目的となる行動を妨げる行動 (ライバル行動) を減らす必要があることも前回の記事で紹介しました。
ライバル行動を減らすためにも、こちらもしっかりと整理をして起きましょう。
チェックする項目は、先行条件の時とまったく同じです。
- どのような時に発生しやすいか
- どんな場所で発生しやすいか
- 直前にどんな行動をしやすいのか
- 発生しにくいのはどんなときか
先行条件とライバル条件をしっかりと整理できたら、後は先行条件が起こりやすい状況、ライバル行動が少なくなる状況を作って行きましょう!
【やり続けるために】結果条件を整理する
先行条件とライバル行動を整理して、目的の行動を取る状況を作りやすくなりました!
実は、もっと効果を高める方法があります。
それは、結果条件を整理することです。
人は、メリットがないと行動をしにくい性質があります。
例えば、何もメリットがないのに、今から10 km走ってこいと言われても走りませんよね?
でも、走ってきたら100万円あげる (メリット) と言われたら、ほとんどの人が喜んで走るはずです。
このように、メリットがあることで人は行動しやすくなります。
そのため、条件結果を整理して、目的の行動をすることのメリットをしっかり把握することは大切です。
条件結果を整理する時は、以下のポイントに注目しましょう!
どのようなメリットがあるのか?
目的の行動をした時の周囲の反応は?
また、ライバル行動の結果条件についても整理しておきましょう。
こちらも、目的行動の結果条件と同様に以下のポイントに注目しましょう!
どのようなメリットがあるのか?
目的の行動をした時の周囲の反応は?
結果条件を整理する時、メリットや周囲の反応について悩むかもしれません。
そういう時は多少強引でも良いので、あなたが『こうじゃないかな?』と思ったことをメリットとして大丈夫です。
また、言うまでもありませんが、目的の行動にはとてもメリットがあるように、ライバル行動にはそんなにメリットがないように整理しましょう。
まとめ
今回の記事では、物事をやり続けるために必要な方法を紹介しました。
慣れないうちは少し戸惑うかもしれませんが、このテクニックを身につけると、物事が長続きしないと悩むことが少なくなるでしょう。
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